こんにちは！ リリです！
ここでは女性ならではの悩み、生理についてお話しさせていただきます。
毎月の生理が辛い方、少しでも生理の負担を減らしたい方は是非読んでみてください！
こんな方におすすめ
- 低容量ピルについて知りたい方
- 低容量ピルのメリット・デメリットは？
- 低用量ピルは女性の体を守るためのもの！
低用量ピルとは
2種類の女性ホルモンを合わせてできた錠剤のことで、日本ではPMS（月経前症候群）、生理痛などの治療に多く使われています。
他にも、日本ではポピュラーではありませんが、避妊目的でも使われています。
1シートに28錠あり、そのうちの21錠は女性ホルモンの成分が入っている実薬で、残りの7錠はプラセボという成分の入っていない錠剤（偽薬）になっています。
写真の赤枠のところが実薬、青枠のところが偽薬です。
実薬を21日間毎日決まった時間に飲み、残り7日間は偽薬を飲みます。
偽薬を飲み始めて大体3日ぐらいで生理が始まりますが、
偽薬を7日間飲んだら出血が続いていても、8日目からは次のシートの1に戻って、再び21日間実薬を飲みます。
これを毎日続けることで、生理痛が緩和され、PMSも軽減していき、避妊も可能です。
慣れれば偽薬は飲まなくても大丈夫です！
ピルを飲むことでいいことってある？
上でも話した通り、生理痛やPMSの治療にも使われており、いろんなメリットがあります。
生理痛、PMS、過多月経が辛い人
子宮内膜の増殖がピルによって抑えられるため、生理痛が改善され、経血量も少なくなります。
毎回痛み止めを飲んで我慢したりしなくていいし、貧血も予防できます！
PMSは、ホルオンバランスを一定に保つことができるため、生理前のイライラや倦怠感などの症状も改善されます！
それもなくなるんだ！？
もしかしてそんな心配なくなるのかな？
タオルを敷いて寝たり、ナプキンを何枚も重ねたりしてるんだけど……
避妊効果
正しく服用すれば、低容量ピルの避妊効果は99％以上！！
コンドームよりも高い避妊効果があります！
もし妊娠を望む場合は、服用をやめればいいだけなので安心です！
でも、性感染症は予防できないので注意が必要です。
日本ではピルの避妊方法はあまり知られていませんが、海外では多く使われています。
アメリカやイギリス、カナダでは13〜30％以上であるのに対し、日本での普及率は3％と低いんです。
癌のリスクが軽減する
低容量ピルを服用することで、卵巣がん、子宮体がん、大腸がんのリスクを下げることができると言われています。
卵巣がんや子宮体がんは、女性ならではの癌疾患です。
症状が軽く、発見が遅れやすいです。特に、普段から月経量が多い人や、生理痛が当たり前の人は、不正出血などに気付きにくいことがあります。
どうしてこれらのがん予防に低容量ピルが効果があるのか別の記事でお話ししますね。
ピルを飲むのに注意することってある？
低用量ピルにも副作用はあります。次のことには注意が必要です。
血栓症
低容量ピルで一番よく聞くリスクが血栓症です。
ピルを飲み続ける上では定期的な採血検査は必要ですが、そこまで怖がる必要はありません。
血栓症はピル服用に関わらず、どんな人にでも可能性のある症状だからです。
服用している人で1万人あたり3〜9人、服用していない人でも1万人あたり1〜5人の確率で可能性があります。
タバコ、片頭痛、肥満
これらは血栓症のリスクを上げるため、注意が必要です。
タバコを吸っているなら禁煙を、片頭痛のある方は症状にもよりますが医師と相談を、肥満の場合は運動の習慣をつけるようにしましょう。
その他の副作用
ピルの副作用で多いのは、悪心・嘔吐、めまい、ふらつき、頭痛、浮腫などが多く、人によってはこれらの副作用のせいで飲めない人もいます。
低用量ピルは女性の体を守るためのもの
ここまでピルについて説明しましたが、皆さんのなかでのピルの認識はかなり悪いんじゃないでしょうか？
ここ最近、女性が誰にも相談できず、子供を出産して手にかけてしまう、出産してそのまま放置してしまう。
そんな悲しいニュースが多いことがとても悲しいです。
妊娠は一人ではできません。
もちろん男性にも責任があると思います。しかし現状、女性が罪にとわれてしまう。
日本での避妊方法はコンドームが一般的で男性主体。アフターピルも最近になってやっと市販でも取り扱われるようになってきたくらいです。
私たち日本人女性は、もう少し自分で自分の体を守る術を知るべきだと思います。
ピルは、悪いものではなく、私たち女性の体を守ってくれるもの。
自分を守るためのものだと私は思います。
この記事をみて少しでも興味が持てた人は是非やってみてほしい
私もピルを飲んでいます。３年ほど前から飲み始め、今は常用しているので生理はきていません。
きっかけは避妊したかったからです（笑）
はたからみたら、かなりくだらない理由で始めています。 詳しく知りたい方は別記事でお話ししますね！
でも生理がこなくなったことで、かなりストレスが減りました！
毎月、いつ生理が始まるか予測できないストレス。下着を汚してしまったときのストレス。夜寝るとき、シーツを汚してしまうのではと気にしながら寝るストレス、ナプキンがゴワゴワしてデリケートゾーンがかぶれてしまうストレス、量が多すぎて仕事に集中できないストレス、出先でも楽しめないストレス、経血で汚したくないからと好きな服が着れないストレス、、、、
あげていったらキリがないくらい、ストレスが多く、しかもこれが毎月くるなんて、、、
私にとってがメリットのほうが多くありました。
ですから、女性の皆さんに知っていてほしい。
私たち女性は、自分で自分の体を守るんです。
妊娠という、本来なら幸せなことを、悲しいニュースにしないために。
男性主体の避妊だけではなく、女性主体で避妊をしていきましょう。